2025年4月より帯状疱疹ワクチンの公費補助が始まっています。問い合わせが多くなってきておりますので、HPにまとめました。
帯状疱疹ワクチンの摂取の目的
帯状疱疹とは免疫が低下すると体内の水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化して、皮膚に赤いブツブツがでる病気です。新型コロナのように誰かからもらうウイルスではなく、自分の中に住んでいるウイルスが悪さをします。ぶつぶつができた後に痛みを伴ってくるようになります。この痛みがとても強く、帯状疱疹という病名を有名にしています。一度発症しても再度発症することがあり、5-10%と言われています。ワクチンはこういった帯状疱疹ウイルスが悪さをすることを予防するために施行します。
摂取をおすすめする方
リスクが高い方は摂取を検討ください!
家族歴、加齢、(特に出産経験のある50〜60代の)女性、基礎疾患ある方、免疫を低下させる病気・治療を受けている方
公費補助に関して(所沢市)
令和7年4月1日から令和8年3月31日まで
帯状疱疹ワクチンの公費補助が開始となりました。公費対象は65歳以上の今年65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳になった方です。(ハガキが届きますのでハガキを持参してください。)
公費の対象は1回きりです!5年後に再度対象になることはありません。
それ以外の年齢の方は、上記対象年齢になったときに公費補助対象となります。このためこの事業は5年にかけて継続します。
帯状疱疹ワクチンは2種類ありまして、価格は以下の通りです。
生ワクチン 自己負担 5005円 (通常11000円)
組み替えワクチン 自己負担 18260円x2(通常23000円x2)
効果は、生ワクチンは40-70%の予防効果を3年で、その後は7年程度の効果と言われています。
組み換えワクチンは当初98%の予防効果があり、10年経過しても70%の予防効果があります。印象としてはお値段通りといった感覚です。