はじめに
なぜ頭痛が治らないのか?
他院で痛み止めをもらったが頭痛が治らない!というのはよく聞くお話です。
頭痛と言っても、くも膜下出血から肩こり頭痛までいろいろな原因で痛みが生じます。くも膜下出血の人に痛み止めを処方しても頭痛は良くなりませんし、逆に肩こり頭痛の人に手術をしても頭痛は良くなりません。一言に薬と言ってもいろいろな種類がありますので、診断が正しくないと頭痛も良くなりません。
当クリニックでは診断にこだわった頭痛診療をしていくこと目指しております。
どのように診断するか?
一言に頭痛といっても、風邪などの感染症のあとに生じる頭痛からくも膜下出血の頭痛まで幅広く頭痛を生じる病気はあります。ただの片頭痛?と思った頭痛がくも膜下出血や脳腫瘍である場合もあります。このため、受診当日に可能な限り画像診断の併用をおすすめしています。
このため当クリニックでは頭痛の患者さんに対して
問診 → CTによる画像診断 → 画像説明と今後の知慮治療方針
という流れで対応しております。
検査では問題なくても頭痛が治らないことは多々あります。頭痛にはいくつか種類があり、診断をするためにどのような頭痛で困っているのかを詳細に問診させていただかないといけません。また、1回の問診ではどの頭痛に当てはまるかわからないこともあり、その場合は頭痛ダイアリーなどを併用しながら何回かの外来通院で頭痛に対してアプローチを行っております。


CT画像検査