片頭痛の治療 〉 頭痛ダイアリーの書き方
診断と治療効果を見える化する
毎日1分の記録が、治療の手がかりになります

頭痛日数、薬を使った日、生活への支障、月経や姿勢との関係を記録します。

頭痛ダイアリーを記録する方法を説明するイラスト

動画で分かる「頭痛ダイアリーの書き方」

診察に役立つ記録項目と、無理なく続ける方法を解説しています。

波多野内科・脳神経外科クリニック オリジナル

紙の頭痛ダイアリーを忘れてしまう方へ

紙での記録は、書くのを忘れたり、受診日に持ってくるのを忘れたりしがちです。

そんな方のために、当院ではスマートフォンやパソコンから使えるオリジナル頭痛ダイアリーアプリをご用意しています。

その場で簡単に記録

頭痛が起きた日、痛みの強さ、服薬状況などをスマートフォンから入力できます。

自動で集計

月間の頭痛日数、服薬日数、重度頭痛の日数などを自動で確認できます。

診察用レポートを作成

記録した内容を診察で確認しやすいレポートとしてまとめられます。

受診前にクリニックへ送信

診察用PDFと記録データを当院へ送信できるため、紙を持参する必要がありません。

利用ページ:hatano-clinic.site/headache/index.html

頭痛の記憶は意外と曖昧です。
毎日1分程度の記録で、頭痛の種類、誘因、薬の効果、予防治療の成果が分かりやすくなります。

最低限記録したい6項目

頭痛があった日

軽い頭痛も含めて記録します。

痛みの強さ

0~10など、同じ基準で記録します。

伴う症状

吐き気、光・音過敏、めまいなど。

使用した薬

商品名と使用した時間を記録します。

薬の効果

何分後に、10からいくつまで改善したか。

生活への支障

寝込んだ、仕事を休んだなどを記録します。

記録の例

日付痛み伴う症状効果メモ
7月1日8/10吐き気・光がつらい処方薬 10:0011:00に3/10前夜の睡眠4時間
7月5日4/10首の重さ使用なし横になると改善
7月10日7/10音がつらい市販薬 14:005/10で残る月経1日目

正確な文章を書く必要はありません。診察時に状況が分かる程度の短い記録で十分です。

頭痛の原因を探すための追加項目

誘因を知りたい方

  • 睡眠時間・起床時刻
  • 食事を抜いたか
  • 水分摂取
  • 天候・気圧
  • 月経日
  • 強いストレスや休息後

治りきらない方

  • 目覚めた瞬間から痛いか
  • 起き上がると悪化するか
  • 立って何分で悪化するか
  • 横になって何分で改善するか
  • 午前と午後の違い
  • 首・肩・耳の症状

1か月ごとに確認する数字

頭痛日数

軽い頭痛を含め、頭痛があった日の合計。

強い頭痛日数

寝込んだ、仕事ができなかった日の合計。

薬の使用日数

錠数ではなく、薬を使った「日数」を数えます。

薬を2錠飲んだ日も、使用日数としては1日です。ただし用量の確認も必要なため、錠数や商品名も記録してください。

続けるためのコツ

  1. 完璧を目指さない
    頭痛がなかった日は○だけでも構いません。
  2. 記録する時間を決める
    寝る前、服薬時など、生活の中の決まった行動と結びつけます。
  3. 紙を忘れやすい方はアプリを使う
    当院オリジナルアプリなら、スマートフォンからその場で入力できます。
  4. 受診前に記録を共有する
    紙は受診時に持参し、アプリでは診察用PDFと記録データを当院へ送信できます。

頭痛ダイアリーで分かること

  • 片頭痛が月に何日あるか
  • 薬を使いすぎていないか
  • 月経や天候との関係
  • 予防薬で頭痛日が減ったか
  • 薬を飲むタイミングが適切か
  • 姿勢と頭痛の関係
ダイアリーだけで診断はできません。突然の激しい頭痛や神経症状がある場合は、記録を続けて様子を見るのではなく早急に受診してください。

よくある質問

頭痛がない日も記録しますか?

頭痛がない日が分かることも大切です。○や「なし」だけで構いません。

市販薬も記録しますか?

はい。風邪薬を含め、頭痛目的で使用した薬の商品名と日数を記録してください。

何か月続ければよいですか?

まず1~3か月あると傾向が分かりやすくなります。予防薬を開始した後も効果判定のため継続します。

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